このレース、事前に、12人の10キロ走行時間から205マイル(328キロ)の予想時間を推測します。
予定時間から、走りの遅いチームは早朝、とっても早いチームは正午くらいにスタートし、ゴール時間が翌日の夕方までになるよう調整します。
夕方に楽しい完走パーティが企画されているのでこれを逃せません!
あと、各メンバーが各中継地点に到着するであろう、おおよその時間も出しておきます。
バン1、バン2ともに、6人のランナー(+ドライバー)が乗車します。
36区間を12人で走るのですが、私の分担は、第7区(3.1マイル)、19区(6.6マイル)、31区(3.6マイル
)となりました。
バン2では最初の滑走です。
バン1とバン2の繋ぎは第6、12、18、24、30、36(ゴール)ステーションとなり、12人が顔を合わせることができます。
第6、12、18、24、30ステーションでバン1を待つことになりますが、時間にロスがないようにしなければいけないので、バン1とバン2は第5、6番目のランナーの走り始めた時間を綿密に連絡しあう必要があります。
この辺は事前に打ち合わせしとかないと大変なことになっちゃうかもしれません。
中継地点に次のランナーが来てないとか、、、冷や汗。
バン1はサンフランシスコのゴールデンゲートパークにスタート1時間前にチェックインし、夜間蛍光ベスト、ヘッドライト、テイルライトが揃っているかの安全確認とブリーフィングを受け、第1走者が11時にスタートしました。
私達のバン2はローズビルを10時に出発し第6ステーションのある北サンフランシスコの町に午後1時過ぎチェックイン、安全確認、ブリーフィングを済ませ、3時前に来るはずの第6走者を待っていたのですが、思わぬハプニング。。。
何と、第5走者がルートを間違え(He created his own route!というジョーク)3マイル(5キロ近く)余分に走っちゃったと言うのです。
このレース、普通のマラソンレースのように小間隔でルート表示はないし、ボランティアが路上にいるわけでもなく、ごく普通の道路を走っているだけのレースなんですよね。
時々、ブルーの表示があるだけ。
一見、ジョギングしてるだけに見える。
最悪、表示を見逃して一つ曲がり角を間違えたら、延々と反対方向に走ってしまう可能性があるのです。
何となく、自分がやるんじゃないかと思った間違いを他のメンバーがやっちゃったので、間違えられないと自分に言い聞かせます。
表示が盗まれたりどこかにいっちゃう場合もあるらしく、
そういう時のために皆ルートをメモした紙などを持って走るんだけど、それでも第5走者は間違っちゃった。
走ってる最中にメモ見るのは面倒だしね、、、
45分遅れで、バン1のメンバー達がステーションにやってきました。
3:33pm、無事、第6走者からブレスレットももらい、全速力で走り始めたのですが、、、
信号が思った以上にあって、何度も止まる羽目に、、、
何となく焦りましたが、皆同じなんで、車に引かれないよう一応信号も青で渡るようにし、でこぼこ歩道を走っておりました。
交通規制がなくてレースを走るのはきつい。
短い距離のレースだったら交通規制されて走りやすいのかもしれないけど、205マイルレースだとそこまで規制できません。
しかたなく歩道を転ばないように走りました。
それにしても、あるときは曲がり角が多く沢山の表示が、しかし長い一直線道になると1マイル以上何も表示されてない。
時々大丈夫か不安になりましたが、そういう時のためのルートメモがお守りになりました。
早いランナーだとうっかり表示を見逃して走り去ってしまうかも。
第7区間、走ってるランナーの数が異様に少ないのも気になりましたが、そもそも私達のチームは11時にスタートしていたことを思い出しました。
それでも第7区間で2つ順位を上げ、次の人にタッチ。
これから、チームの早いおじ様ランナーたちが順位を上げるのを期待して。
やっと1区間が終了し、肩の荷が1/3降りた。よかった、よかった。
駅伝は緊張するなー
自分の走った第7区間、計3.1マイル、9:21/1マイル・ペースでした。
9:50/マイルで申告していたので意外と早くて安堵しました。
次回はバン2のチームメンバー達の走り、第8区〜をレポートします。