先週末に恒例の秋のアップルヒル巡りをし、リンゴを少々調達しました。アップルヒルの各々のカフェの手作りアップルパイはとても美味しいです。どこのカフェでもはずれはないかな。
でも日本の味のアップルパイを食べたくなり自分で作ってみました。家族は皆アップルパイが大好きです。でもパイ生地作りが面倒でなかなか腰が上がりませんでした。最後に焼いたのは3年前。生地にバターを折り込む時にいつもはみ出してくるからどうもパイ生地作りは苦手でした。でも、サランラップを生地の上下に敷いて、綿棒に直接生地が付かなければ割りとスムーズに生地作りができる事に気付きました。そこで、レシピをあげてみる事にしました。
[材料]
<フィリング>
1、リンゴ 3個
2、シナモンパウダー 少々
3、砂糖 100g
4、レモン汁 大さじ1
5、塩 少々
6、レーズン 40g
7、コーンスターチ(片栗粉) 大さじ1
<パイ生地>
小麦粉 300g
塩 少々
冷水 135g
バター 50g(サイコロ状に切っておく)
折り込みバター(5mmくらいにスライスしておく) 180g
卵黄 一個(焼き色をきれいにするため、最後に生地に塗る)
[作り方]
フィリング
1、鍋にフィリングの材料1〜6を一緒に入れ中火→弱火で煮る。
2、水分が少なくなったらコーンスターチを入れ、だまができないようによく混ぜ、火を止め冷ます。
パイ生地
1、良くふるった小麦粉、塩、バター50gをボールに入れる。冷水を入れざっと混ぜる。粉っぽくても良いので生地をボール型に一塊にまとめ、ラップに包み冷蔵庫で約2時間寝かせる。
2、サランラップを1の上下に敷き、上から綿棒を当て、丸く平に伸ばす。直径30〜40cmくらい。
3、中央にスライスした折り込みバターを置き正方形になるように包み込む。
4、サランラップに包み冷蔵庫で1時間寝かせる。
5、4の上下にサランラップを敷き綿棒でのばす。長方形の帯のように伸ばし、最後に端と端を折り曲げ3つにたたむ。冷蔵庫で1時間寝かす。
6、5の行程をあと2回行う。
7、最後に冷蔵庫から取り出したら生地を2等分する。一個の生地を型に合わせて丸く伸ばす(丸い型を使用する場合)。型の上に生地をおき、余分をカットする。
8、型に敷いた生地全体ににフォークで適当に穴をあける(焼き縮みを防ぐ)。フィリングを型に流し入れる。
9、残りの生地を正方形に伸ばし、細長く切る(10本くらい)。型に流し込んだフィリングの上に適当に細長い生地を敷き込む。残った生地は型の周囲などに埋め込む。生地の上に卵黄を塗る。
10、360度に熱したオーブンに9を入れ30〜50分焼く。生地の色が黄金色になったらだいたいオッケー。
お味は甘さ控えめで美味しく頂けました。フィリングが甘いので生地には砂糖は全く必要ありません。家族にも好評で2日間で食べきりました。しかし、使ったバターの量は半端じゃないですね、、、。ダイエットには向かないけどたまに食するのはいいでしょう。
ちなみに世田谷区の私のマンション近く(世田谷線松原駅前)のフレンチベーカリー「ココット」で可愛いアップルパイが買えます。小さなリンゴの形をしていて可愛いのですがお味も最高。午前中に行かないと売り切れてしまうほどアップルパイは大人気でした。ベーカリーは2人のおばあさんで経営されているようでしたが、フランス仕込みの雰囲気でしたね。日本に帰国したら必ずここに寄ってアップルパイを購入することにしています。