私のELSクラスにはアメリカに移住して数年〜20年くらいの人も通ってくる。
何故かというと、家族で使う言葉が彼らの母国語だから英語を話す機会が少ないからだそうだ。
多くは韓国と中国の人達。
とは言うものの、何年もアメリカに住んでいるので語彙も豊富だし、日常会話には不自由しないようだ。
毎日9時から10時まで5〜6人が集まり、自主的に英会話をする。
午前中ということもあり主婦が多い。
トピックはある写真教材とその写真に対する質問を読みながら、皆で想像を膨らませて語りあう。
ネイティブは誰もいないので、生徒の中で一番積極的な人が主導し進める。
スペルや発音を親切に教えてくれる。
発音はときどき違うかも・・・と思うのだが、お互い外人同士だから追求はしない。
ミドルエイジの女性が多いせいか、しばし教材から脱線し自国の話に花が咲く。
女性が話し好きなのは万国共通なんだなあ。
ちなみに同じクラスにミドルエイジの男性が数人いるけど、なぜか私達の英会話には参加しない。
やっぱりパワーありすぎるのかな・・・。
この英会話には唯一ティーンエイジャーの18歳のメキシコ女性が加わっていたのだが、今日で最後だった。
来週、母国に帰国するそうだ。
今日の午前中は彼女の送別会だった。
韓国、台湾、日本、メキシコ、アメリカの料理を各自が持ち寄った。
朝からすごい馳走が並んだ。餃子、いなり寿司、煮物、フライドヌードル、アーモンドケーキ、自家製キムチなどなど。もちろん私はパンを作った。
アジアの主婦の腕前はさすがだ!
ハローウインに次いで今週はクラスで持ち寄りパーティが2回もあった。
毎日クラスでご馳走を食べているような気がする。
今度は誰の送別会だろう?