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    2013年フィギュアスケート世界選手権の現地観戦レポート

    • 2013.06.04 Tuesday
    • 22:59



    3月は忙しくて記事にできなかったのですが、カナダで行われた世界フィギュアスケートを観戦してきましたので感想を少しだけ。

    今年は日本人選手がたくさん出場されるということで、また開催国がお隣のカナダ、だったら日本より行きやすいと思って頑張って応援に行ってきました。


    世界選手権というと大会の格がまるで違うのですね。

    去年のコロラド4大陸選手権でオールイベントチケットの最前席が格安だったとのと違い、良い席は売り切れ。

    1イベントチケット、それも3階天井に近い場所しか残っていませんでしたが、4大陸の4倍近くしました。

    五輪のチケットなんて、いったいどれくらいの値段がつくのでしょう。

    3階席はアリーナからほど遠く、選手の細かい動きは到底観察できませんでしたが、音楽に乗った演技の流れとスピードだけはよくわかり別の見方ができました。

    会場で生観戦するのは2回目ですが、選手の演技と会場の観客の一体感がとても感動的です。

    アイスリンクに、鮮やかな色のコスチュームに身を包んだ選手達が滑るとキラキラ輝いて、とても美しい。

    テレビとは全く違う様相です。


    3階席でも悪くないと思いましたが、家でビデオを見てみると近距離の方が細かい技の切れや表情がはっきりわかり、やっぱり近くで見るに限るなと思いました。

    今回は女子シングル・ショート/フリー、男子シングル・フリー、エキシビジョンを観戦しました。

    現地で一人で観戦するのはちょっと寂しかったのですが、ラッキーなことにたくさんの日本の方と友達になれてとても楽しい観戦ができました。

    ロンドンで一緒に観戦していただいた皆さん、楽しかったです。

    本当にありがとうございました!


    現地で知り合った方に、チケット保持者は海外試合の場合(日本はガードが固く不可)、練習も見れる特権があると伺い、女子の練習と入賞者のエキシビジョンの見学をしました。

    最前列の特等席で選手の練習を見学でき、それだけでも感動しました。

    浅田真央さん、鈴木明子さん、村上佳奈子さん、TVで見るよりとてもスレンダーできれいです。

    ジャンプやスピンがすばらしく、ぼーっとしてカメラに収めるのを忘れてしまいました。

    女子は華やかでいいですね〜

    実力者の多い練習ではスピードが増すので、会場に風が吹くのだそうです。

    TV放送ではわかりませんでした。

    本当に後半グループの選手の練習はスピードがあって風が強く寒く感じました。

    今年は浅田さんが復活してきて嬉しい3位でした。

    トリプルアクセルを飛ぶのは骨を削る作業のように思え、彼女の忍耐力の強さに頭が下がります。

    浅田さんを6年前から応援していますが、スランプを乗り越えてまたメダルが取れるようになって、並々ならぬ努力をされたのだなと思いました。

    ソチまでもう少し時間があるので、故障しないよう練習に励んで頂けたらと思います。


    全体的な印象として、最近のフィギュアスケートは優勝する選手が決まっている感があるので少しつまりません。あくまでも個人的感想ですけど。

    若い選手が高難度の技を決めて、ぶっちぎりの逆転優勝をする試合なんか、浅田さんがスルツカヤ選手を破った2006年のGPF以来、何年も観ていません。

    旧採点システムではジャンプが転倒しても優勝できる選手はまずなかったし(現採点法は可能!)、ジャンプ1つにできばえ加点や減点がつくこともなく、純粋に高難度の技を決めたノーミス選手が優勝という、観客の感動と採点が一緒というわかりやすいものでした。

    今システムはジャンプだけでなく様々な要素も評価対象に加わり、それが加点・減点により細かく数学的計算が成され採点されています。

    素人目にはとてもわかりにくいです。

    見た目クリーンでも細かく減点されて点が出ないこともあるし、反対に「え?転んだのに結構点が出てるよ。何で?」とかしょっちゅう。

    ましてや、浅田さんのような女子では誰も飛べないトリプルアクセルを命がけで練習し、本番で見た目OKでも回転不足とか厳しく取られて減点されて点にならずだなんて、とても厳しすぎる。

    でもルールがそうだから仕方ないんです。

    今は無難に自分のできる技だけを演技に入れ完璧にこなした者が試合に勝つ、というルールになっています。

    今のルールでは本番で成功するかわからない高難度技に挑戦する意味はないように思います。

    これは特に女子シングルに当てはまることなんですが、男子はそれでも4回転を飛ばないと勝てない状況になっているのでまた違った見方になってきます。

    男子は高難度で勝負、女子は完成度で勝負だなんて、世界フィギュアを生観戦していてちょっと違うように思いました。

    観客は世界最高の技を見てワクワクしたい。

    フィギュアスケートも体操の採点のように、技の出来栄えに関わらず基礎点からの減点だけにすれば女子も高難度の技に挑戦する選手がたくさん出てくきて、観客もワクワクするのではないかと勝手に思いました。

    来年の五輪のフィギュアスケート、予想を覆すような面白い試合であって欲しいなあと思います。

    日本人選手、頑張れ!!

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    • 2022.04.27 Wednesday
    • 22:59
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      コメント
      世界選手権、いろんな話ができて楽しかったです(*^^*)
      後半のくだり、本当に同感です!
      さっき、採点に関する雑感をツイッターでつぶやいたばかりでした(笑)
      • ゆみ
      • 2013/06/05 9:38 PM
      現行ルールには賛否両論ありますが、選手たちはその時代に決まったルールで試合するしかないのですよね。勝つためにはルール対応力も重要な鍵になるのですね。最近のFSは複雑難解。。。
      • Sasha
      • 2013/06/06 12:23 AM
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