今週はUSフィギュアスケートの国内大会中です。
アメリカではフィギュアのTV生中継は決してしてくれません。
必ず編集が入ります。SPさえ放送してくれません。
今日は女子シングルフリーでしたが、ライブより少し遅れてですがTV放送がありました。
おまけに、フリーの前に上位の主だった選手だけはSPを映し出してくれました。大画面で観れてよかった。
NBCで中継してくれたのでHDだったし画像が美しかったです。(ユニバーサルチャンネルTVは画像が荒いです。)
SP後、FSが放送されました。
やはり最下位あたりの選手はカットされていましたが文句は言えません。
キャロライン・ザンさんから始りました。SPとFS共にクリーンな演技でしたが今大会は点数が出ませんでした。お客さんはブーイング。
グレイシー・ゴールドさんはアメリカの期待の星です。SPで大きなミスがひびき、9位発進でしたがFSでは130点超えでFS1位。ジャンプが豪快です。若くてエネルギーの塊みたいな選手。
アグネス・ザワロッキーさん、FSではすごく固くなってたみたいです。普通に滑ったらゴールドより上を行ったのにカチカチ。転倒2回、もったいないミスをしました。
アシュリーは二連覇がかかる大事な試合。ミシェルクワン以来、連覇者不在のアメリカには絶対にスターが必要なので何としてでも彼女に勝ってもらいいたい人が大勢居るはず。
それにしても彼女、腕の筋肉がたくましい。演技見てるとき、時々、体操選手に見えてしまうのは気のせいでしょうか?
アシュリーのこの1年の試合での安定感は随一ですが、周囲からのプレッシャーに打ち勝つには並大抵のことではありません。
用心深く演技がスタートしましたがいつもよりスピードがなく大丈夫かな?と思いました。
日ごろ転ばない場面で2回も転倒。何とか首位をキープしましたが、試合後のインタビューでは
自分との戦いでこれほど辛い試合はなかったとのことです。
追われる気分を味わうのは良いものではないのですね。。。
最後に滑った長洲未来さん、過度の緊張に見えました。転倒は1回でしたが、たぶん回転不足を取られたのでしょう。技術点が以上に低かったです。
演技が終わってからのショック状態は見ててかわいそうでしたし、ご自身、点数を見てまたがっくりで、、、。本当に残念でした。
主人は彼女を応援していたのでとても残念がっていました。
メダル圏外の選手、怪我から復帰した方々が数名いましたが、ストレスフリーの中で滑れたためか、とっても幸せオーラが出ていました。
こちらも幸せな気分になれました。ありがとう。名前を知らない選手だったのであとでチェックします。
その中の1人の選手(インド系?の方)がFSで使われた局はNYフィルハーモニーのマエストロが彼女のために作曲したものだそうで、とても素敵な音楽でした。彼女の雰囲気にとても合っていました。
個性に合った曲を選ぶのって大切な戦略なのかもしれませんね。
それにしても、アメリカの世界フィギュアの女子シングルの枠が2名だなんてちょっと許せません。
せめて3枠あれば良かったのになあ。
世界フィギュアはアシュリーとゴールドが出場することになりました。
観戦旅行、とっても楽しみです。