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- 2022.04.27 Wednesday
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3月は忙しくて記事にできなかったのですが、カナダで行われた世界フィギュアスケートを観戦してきましたので感想を少しだけ。
今年は日本人選手がたくさん出場されるということで、また開催国がお隣のカナダ、だったら日本より行きやすいと思って頑張って応援に行ってきました。
世界選手権というと大会の格がまるで違うのですね。
去年のコロラド4大陸選手権でオールイベントチケットの最前席が格安だったとのと違い、良い席は売り切れ。
1イベントチケット、それも3階天井に近い場所しか残っていませんでしたが、4大陸の4倍近くしました。
五輪のチケットなんて、いったいどれくらいの値段がつくのでしょう。
3階席はアリーナからほど遠く、選手の細かい動きは到底観察できませんでしたが、音楽に乗った演技の流れとスピードだけはよくわかり別の見方ができました。
会場で生観戦するのは2回目ですが、選手の演技と会場の観客の一体感がとても感動的です。
アイスリンクに、鮮やかな色のコスチュームに身を包んだ選手達が滑るとキラキラ輝いて、とても美しい。
テレビとは全く違う様相です。
3階席でも悪くないと思いましたが、家でビデオを見てみると近距離の方が細かい技の切れや表情がはっきりわかり、やっぱり近くで見るに限るなと思いました。
今回は女子シングル・ショート/フリー、男子シングル・フリー、エキシビジョンを観戦しました。
現地で一人で観戦するのはちょっと寂しかったのですが、ラッキーなことにたくさんの日本の方と友達になれてとても楽しい観戦ができました。
ロンドンで一緒に観戦していただいた皆さん、楽しかったです。
本当にありがとうございました!
現地で知り合った方に、チケット保持者は海外試合の場合(日本はガードが固く不可)、練習も見れる特権があると伺い、女子の練習と入賞者のエキシビジョンの見学をしました。
最前列の特等席で選手の練習を見学でき、それだけでも感動しました。
浅田真央さん、鈴木明子さん、村上佳奈子さん、TVで見るよりとてもスレンダーできれいです。
ジャンプやスピンがすばらしく、ぼーっとしてカメラに収めるのを忘れてしまいました。
女子は華やかでいいですね〜
実力者の多い練習ではスピードが増すので、会場に風が吹くのだそうです。
TV放送ではわかりませんでした。
本当に後半グループの選手の練習はスピードがあって風が強く寒く感じました。
今年は浅田さんが復活してきて嬉しい3位でした。
トリプルアクセルを飛ぶのは骨を削る作業のように思え、彼女の忍耐力の強さに頭が下がります。
浅田さんを6年前から応援していますが、スランプを乗り越えてまたメダルが取れるようになって、並々ならぬ努力をされたのだなと思いました。
ソチまでもう少し時間があるので、故障しないよう練習に励んで頂けたらと思います。
全体的な印象として、最近のフィギュアスケートは優勝する選手が決まっている感があるので少しつまりません。あくまでも個人的感想ですけど。
若い選手が高難度の技を決めて、ぶっちぎりの逆転優勝をする試合なんか、浅田さんがスルツカヤ選手を破った2006年のGPF以来、何年も観ていません。
旧採点システムではジャンプが転倒しても優勝できる選手はまずなかったし(現採点法は可能!)、ジャンプ1つにできばえ加点や減点がつくこともなく、純粋に高難度の技を決めたノーミス選手が優勝という、観客の感動と採点が一緒というわかりやすいものでした。
今システムはジャンプだけでなく様々な要素も評価対象に加わり、それが加点・減点により細かく数学的計算が成され採点されています。
素人目にはとてもわかりにくいです。
見た目クリーンでも細かく減点されて点が出ないこともあるし、反対に「え?転んだのに結構点が出てるよ。何で?」とかしょっちゅう。
ましてや、浅田さんのような女子では誰も飛べないトリプルアクセルを命がけで練習し、本番で見た目OKでも回転不足とか厳しく取られて減点されて点にならずだなんて、とても厳しすぎる。
でもルールがそうだから仕方ないんです。
今は無難に自分のできる技だけを演技に入れ完璧にこなした者が試合に勝つ、というルールになっています。
今のルールでは本番で成功するかわからない高難度技に挑戦する意味はないように思います。
これは特に女子シングルに当てはまることなんですが、男子はそれでも4回転を飛ばないと勝てない状況になっているのでまた違った見方になってきます。
男子は高難度で勝負、女子は完成度で勝負だなんて、世界フィギュアを生観戦していてちょっと違うように思いました。
観客は世界最高の技を見てワクワクしたい。
フィギュアスケートも体操の採点のように、技の出来栄えに関わらず基礎点からの減点だけにすれば女子も高難度の技に挑戦する選手がたくさん出てくきて、観客もワクワクするのではないかと勝手に思いました。
来年の五輪のフィギュアスケート、予想を覆すような面白い試合であって欲しいなあと思います。
日本人選手、頑張れ!!
録画で全米フィギュアスケート、男子シングルの観戦をしました。
アメリカのフィギュアスケートの人気の無さには泣けますが、ナショナルともなるとTV放送してくれるのでまだ救われてますね。
HD画面できれいでした。
残念ながら優勝候補筆頭のアボットさん、3位。
本人、放心状態。私も勝って当然と思っていたのですけどね。
メンタルのコントロールは非常に難しいですね。
去年と同じパターンです。
確か、アメリカ男子シングル世界選手権枠、2名だったよね。
今年も逃してしまったのね。
ジャンプ無くていいから、アボットのあの素敵な演技を世界フィギュアで生で観たかった。
2位のロス・マイナー君、いつもさわやかな笑顔で好青年。性格が良さそう。
フリーで4回転を決めました。
最近の男子は皆4回転を飛ぶので観戦しがいがあります。
優勝は私にとっては無名の選手。マックス・アーロンさん。
4回転2回成功、すごいですね。
周囲から大きな期待をされていなかったと思うので、妙なプレッシャーを感じなかったでしょう。
のびのび滑ったましたね。ラッキーだったかも。
でもワールドでは非常に期待されるし、大丈夫かな?
アメリカは国内大会だけで世界フィギュア出場選手が決まるので、来年のオリンピック出場枠が最高の3名が確保できないかも。。。
アメリカ、危険な賭けをしていますね。
選手層も薄いし、ベテランのアボット出さなくて大丈夫なのかな?
と、あれこれ心配してしまいましたが、取りあえずはアーロンさんとマイナーさんをワールドでは頑張って応援しますよ!
今年はフィギュアスケートグランプリシリーズのストリーミングが観れなくなってしまったので、ユーチューブで今ごろ観戦しました。
優勝の浅田さん、高橋さんおめでとうございます。
女子3位に鈴木さん、男子2位に羽生さん、おめでとうございます。
アメリカのアシュリー、2位おめでとうございます。
アシュリー、頑張ってますが、アメリカ人のスポーツ観戦熱はフットボールに行ってしまってますね。。。
あの観客の1/100でもフィギュアスケートに移って欲しいところ。
どうしてか、フィギュアスケートはアメリカではとことん人気のないスポーツであります。
来年のナショナル、アシュリーには是非、優勝して2連覇してもらいたい。
浅田さん、ジャンプの修正やお母様の不幸など大変な時期を乗り越え、今回のGPFでは棄権を考えるくらいの腰痛がありながら平然と滑り優勝まで果たすとは、とても精神力の強い選手です。
失敗を糧に次回の目標を立て頑張るし、いつも謙虚な姿勢でいるし、あの若さでいろいろプレッシャーもあるでしょうに何て強い。
とにかく発言がとてもポジティブ。
ポジティブな精神だから前進できるんですね。
私も見習います!
例年通りストリーミングでフィギュアスケートの生観戦する予定がすっかり狂った今年です。
今年はハリケーン、サンディのためにアイスネットワークのシステムがダウンしたようです。
USではフィギュアスケートの国際大会が観れるチャンネルは衛星放送のユニバーサルスポーツチャンネルしかありません。
それも、めちゃめちゃ編集されます。
ショートプログラム省略、フリースケーティングは最終グループのみ。ましてや表彰台なんてあり得ない。
これアメリカでのフィギュアスケート放送の普通。
メダリストのエキシビジョンの放送も省略。
ユニバーサルスポーツチャンネルではFSのリピートが日に何回も観れますが、一度観れば録画も出来るので後はご用済み。
それより、SPとエキシをやって欲しい。
一方で、他のチャンネルでアメフトは生放送。
アメリカでのスポーツの人気度のせいなんです。
フィギュアスケートの格付け低すぎ、、、マイナーなファンのことも考えて欲しいなあ。
でも今週はジャパンTVでNHK杯をフル放送してくれるようでとても楽しみです。
日本選手の活躍がとっても楽しみ。
その前にサンクスギビングです!
今日からフィギュアスケートのグランプリファイナルシリーズが始まりました。
今日からシアトルのケントでスケートアメリカ。
シアトル開催なので近いし行きたかったけど、来週からテキサスに一週間滞在だし、毎週続けて長期休暇取るのも気が引け、スケートは断念しました。
来年のカナダの世界選手権に行けたらいいなあ。
ということで、このアメリカ大会出場の日本選手はもちろんのこと、海外選手、アメリカ選手から目が離せません。
男子シングルは既に終了しました。
私はインターネットでライブ放送を入れているので、男子シングルのショートは既に観終わりました。
レベルがそれはもう高くて、見ごたえがありましたよ。
日本の羽生選手、す、すごい得点が出ました。2位に10点差を付け1位、小塚選手2位、アボット選手3位、町田選手4位です。
羽生選手、3月の世界選手権で3位で、その時も4回転を何度も飛んでいましたが、今日の4回転はそれ以上に安定していて動作も洗練されてきて、とても良かったです。
カナダのコーチに変って得るものが多かったのでしょうね。
羽生選手がすご過ぎて、興奮しましたが、他の日本の選手もとても良かったです。
ほんと、シアトルで生観戦したい。
去年、カレッジで音楽鑑賞のクラスを取ったのですが、四大陸フィギュアスケート選手権観戦でとても役立ちました。
選手の皆さん、多くがクラシックやジャズを楽曲に選んでいたので、この曲の解釈はこうだとか、ああだとか考えながら選手の演技を観ていました。
音楽がとても似合っていたのは、男子フリーではアダム・リッポンさんの使ったバッハの「G線上のアリア+トッカータ&フーガニ短調」でした。
ちょうど、音楽クラスのプロジェクトでクラシック期、ロマン期、近世の音楽の特徴について、その当時を代表する作曲家の楽曲を選んでリサーチペーパーを書いたのですが、たまたま私が選んだのがバッハのこの2つの曲だったので、印象が強くなったのかもしれません。
リッポンさん、バッハ(ちなみに英語では“バック”と発音します)特有の中世的なクラッシック音楽の雰囲気作りがよく出来ていました。
可愛い感じの白人さんにはこういう貴族的な優雅でしっとりした(G線上のアリア)、宗教的な重厚な曲(トッカータ&フーガ)があってます。
女子では何と言っても浅田さんのリストの「愛の夢」が素敵だったと思います。
ロマン期のリストはベートーベン、ショパンのピアノの影響を受けていて、この曲も現実の世界からかけ離れ空想の世界を漂っているようなメロディーです。
浅田さんのふわっとした優しい感じととてもマッチしているなって思います。
他のスケーターでは、あのように繊細に滑れないのではないでしょうか。
ワグナーさんの「ブラックスワン・サントラ」も彼女のキャラと合ってて大好きです。
エンターテーナーの要素が多くてとってもアメリカンですが、観ていてパワーがもらえるし、映画みたいに演出していているのも面白く、これもありかと。
あと、アグネス・ザワロッキーさんのフリーで使ってるガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」もイメージに合ってます。
ガーシュインは20世紀に入り最初にジャズをオーケストラに取り入れたユダヤ系アメリカ人で、この曲は約一ヶ月という短期間で即興で作曲したそうです。
オーケストラにトランペットの金属音が響くのは当時としては斬新だったのではないかと思います。
自由の国アメリカだから受け容れられたのでしょう。ヨーロッパではそうはいかなったかもしれませんね。
オリンピックで金メダルを取ったキム・ヨナさんが、ガーシュインの「ピアノコンチェルト」でフリーを滑っていたのを思い出しましたが、ガーシュインのピアノコンチェルトも力強いアメリカ的な曲想ですね。
繰り返しますが、ジャズを上手くオーケストラに取り入れたなんてガーシュインは天才としか言いようがないです。
30代で早死にしています。もっといろいろな作品を発表して欲しかったです。
「ラプソディー・イン・ブルー」も音楽のリサーチペーパーに選んだ曲だったので、ザワロッキーさんがこの曲を使ってて嬉しかったですが、今期の彼女はこの曲をものに出来なかったのが残念です。
来期もこの曲で滑って完成させてくれたらなあって勝手に思ってしまいました。
本当に彼女に似合ってる。
フィギュアスケートの世界って奥が深いです。
まだまだ勉強することがいっぱいあります。