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- 2022.04.27 Wednesday
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こんにちは。
先週末は、北カリフォルニアの谷間は広範囲の山火事のため、厚い煙におおわれ珍しく蒸し暑い日々をすごしておりましたが、今日は真っ青な空が広がりいつものカリフォルニアに戻ってきました。
久々に映画の話題です。
昨日は映画半額デーだったので、日本で菊地凛子さんと芦田愛菜さんが出演したことで話題になった「Pacific Rim」を観て来ました。
一般的レートですが、アメリカでは7.5/10と、まずまずの評価。
この映画、日本の怪獣ドラマを想い出させます。
日本人好みの映画です。
私が子供の頃、「ウルトラマン」が流行っていましたが、まさに「ウルトラマン」の怪獣の世界です。
都市に住む人間の隣で、怖い顔をした怪獣が暴れている。
とても懐かしい映像で親しみを感じました。
この映画を作ったGuillermoさんは日本の怪獣文化に感銘を受けていたようです。
ロボットや怪獣って日本の娯楽作ですが、ハリウッド映画仕立てにすると迫力があって面白い。
こういう映画をもっと撮って欲しいと思います。
日本人で、準主役だった菊地さん、英語のセリフも多く相当練習されたことと思います。
英語がネイティブでない役者さんの場合、観客の心を捉えるものがあれば充分評価されます。
彼女のこん棒を使ったアクションシーンと目力はスクリーンに映えてとてもかっこ良かった。
芦田さんは怪獣に追いつめられて大泣きするシーンに出ておられました。
出ている時間は5分と、短いですが、彼女の存在感をアピールするには充分ではないでしょうか。
彼女のことを全く知らない主人が「上手い!」と申しておりましたし。
この映画、いろんなキャラクターの人間が出ており、それぞれにストーリーがあります。
SFアクションに加え、ユーモア、信頼、家族愛とか、いろんな要素が込められているから楽しめると思いました。
DVDになったらもう一度観直してみようと思います。
昨日のアメリカはアカデミー賞の日でした。
今年の映画は例年より良作品が揃っている気がします。
司会はアメリカじゃ人気番組の「ファミリーガイ」や「アメリカンダット」というアニメをプロデュース兼、自分もそのアニメの中で声優(コメディアンでもある)をしているセス・マックファーレンという方でした。
私は彼については知識がありませんがアメリカでは有名な方だそうです。
たまに「アメリカンダット」を見ますが、かなりのブラックジョークを盛り込んであります。
お気に入りのジェニファー・ローレンスが主演女優賞を獲りました。
彼女の出演作の「Silver Linings Playbook」についてはこの前レビューしました。
サイコな人達のラブコメディですが、暗い気持ちがいつの間にかポジティブな気持ちになるストーリーで、こういったご時勢ですから、この作品は一見の価値ありだと思います。
レミゼラブルキャスト全員が合唱してくれました。これは壮大で感動的でした。
ブロードウエイ経験者が多数。
キャサリン・ゼタジョーンズは最近見ていなかったのですが、昨日は「シカゴ」の1シーンを生で演じてくれました。
10年前と違わない歌唱力とスタイルで、録画かと目を疑いました。主人は別人だと思ってましたし。
彼女のカムバック、すばらしい。
アデルの007の「スカイフォール」も賞を獲りました。素敵な曲です。
プレゼンターに過去の受賞者セレブたちがが参加されていましたが、その中で「?」と思ったのが、レニー・ゼルウィガー。
何だか目が座っていました。酔っ払っていたのでしょうか?
回りの方々にボロが出ないようにサポートされているように感じたのは私だけかな?
気のせいでしょうかね。
作品賞にイラン人質事件を扱った「アルゴ」が選ばれました。
私は「リンカーン」だとばかり思ってました。
大統領夫人、ミシェール・オバマがプレゼンター(バックに正装の軍人が並ぶ風景あり)を勤めた辺り、政治的な思惑があったのでしょうか?
アメリカ、政治と文化、切り離せない部分がやっぱりありますね。。。
とにかく、早めに「アルゴ」を観てみたい。
今年のアカデミー賞は面白かったです!
今日は映画が半額の日でした。
Silver Linings Playbookという映画を観て来ました。
一見、普通に見えるけど、イカレタ人たちのラブストーリです。
主人公は、妻の浮気現場に遭遇し浮気相手を半殺状態にした男性です。
精神病に入っている間に妻に離婚され仕事も家も失い実家の世話になります。
Bipolarと診断されていますが、薬をわざと飲まず、精神のバランスを崩しながら両親と同居しています。
過去のトラウマが突然襲ってきて、昼夜問わずキチガイになり、何度も警官が様子を見に来ます。
その彼が、警察官の主人を交通事故で亡くしたという若い女性に出会いますが、この女性もうつがひどくて精神的に病んでいます。
時々、彼以上のキチガイ振りを発揮し彼もタジタジです。
この女性、ダンス大会に出るのを目標にしていますが、パートナーに彼を選び2人でコンテストに出るため特訓を始めます。
ダンスの練習をしているうちに互いに惹かれあい恋愛感情に発展するのですが、次第に2人のネガティブ感情がポジティブになってくるのが興味深いです。
一応、とってもシリアスな一生引きこもってもおかしくないような身の上の人たちなのですが、コメディで描かれているのでとても笑えます。
最後はとても優しい気持ちになれる映画でした。
女優さんは、ハンガーゲームのジェニファー・ローレンス。
可愛い顔をしているのに、イカレタ時の演技は迫力ありました。
人間の二面性をうまく演じていると思います。
最後は普通の女性に戻ってよかったです。
007最新作、スカイフォール、観て来ました。
こちら、Daniel Craig さんの3作目ですね。
今回の悪役はJavier Bardemさん。
私、彼のサイコティックな演技に勝てる役者さんなかなかいないだろうなって思うんです。
アカデミー賞で助演男優賞を取った“No Country for Old Men”でも狂気あふれる演技ですごかったけど。。。
彼の演技観るだけでもこの映画、一見の価値ありかな。
ジェームズボンドのアクションシーンは毎度のことながら痛快。
2人のボンドガールにも注目。
エンディングではMが何ともあっけなく死んでしまい、ボンドの捨て身の救出劇はなんだったのかなっていう幕切れ。
M役のJudi Denchさん、かなりお年なので、ハードボイルドな007ロケもそろそろ引退したかったのかなと、勝手に想像しました。
この映画、イギリス英語だったけど、ストーリーがわかりやすく字幕なしでも楽しめました。
タイトルの“Skyfall”って何だろう?って思いましたが、ジェームズボンドの亡くなったお父様のお家の敷地の名前が“Skyfall”。
タイトルとどう関係しているのか、いまひとつわかりません。
知ってる人いたら、誰か教えてください。